しろさとチームTT50km 優勝!
11/29 70.6kg
しろさとチームTT前日
10時、ケンチェくんに迎えにきてもらい、乗り合わせで水戸へ向かう。
練習再開3ヶ月、ついに復帰戦を迎える。
3ヶ月間の取り組みは苦しい時期もあったが、全てが上手くいくわけではないからこそ面白い。
ケンチェくんはTT初心者のため、セッティングやトレーニング方法、乗り方の意識など、今まで自分が培ってきたあらゆることを伝授してきた。
11/8は復帰後初めての長島50km個人TT練
このコースの自己ベストは43.6km/hだがそれには届かず
ただ、腰の痛みなどもなくノートラブルで43km/hに乗せてとりあえず安心。
レースができるレベルになってきた。

11/16はケンチェくんと初の合わせ練習
しかし、開始25分でケンチェくんの腰が限界になり、そこからは大半自分が引くことに。
それでも48km地点でケンチェくんリタイア。

終了後、対策を説明した。
11/21は2回目の合わせ練習。
前回の反省から、自分が2分、ケンチェくん1分を基本のローテとした。
一定ペースを淡々と刻んでいく。
1時間経過時点でケンチェくんが苦しくなり、引く時間が30秒になったが何とか耐えてゴール
このコースの自己ベストを更新した。
本番はかなり期待できそう。
その後、もう一度合わせ練習の予定があったが、悪天候により見送り。
代わりに一人で1分-1分のインターバルを実施。
TTポジションで1分400w前後を20本
フィジカルは3ヶ月で到達できるレベルとしては十分すぎる。
その後はテーパリングで当日まで。
3ヶ月を回想してケンチェくんと話しているうちに、18時水戸着。
11/30 晴れ
最高のコンディションで当日を迎えた。
10時、城里テストセンター着。
観戦エリアでケンチェくんにコース説明。
その後、準備を整えて試走へ。
風向風速を確認し、どこでローテするか共有。
南西の風1mのため、コーナー途中で向かい風がくる。
2年ぶりの城里テストセンターは最高だ!
路面が圧倒的に綺麗で、他では味わえない爽快感がある。
体が温まったところでスタート地点へ。
2番目の出走。1番出走はオープン参加のRXチーム(高岡さん、山本さん)だ。
今回は時期が遅くオフシーズンだし、50kmの参加チームは8組だけ。
2名1組で5.67kmの平坦コースを9周、51kmのタイムを競う。
作戦は自分2分、ケンチェくん1分のローテを繰り返すことと、向かい風は自分が引くように調整すること。目標は47km/h
RXのお二方がスタートしていく。
直後に三味線レーシングの二人でスタート。
スタート直後、まずは自分がペースを作りケンチェくんに交代。そして予定通り向かい風の前に自分が再び先頭へ。
ここで、RXと距離が縮まりすぎて抜かしてしまう。
しかし、ケンチェくんに交代すると抜き返される。
また自分が引くと抜く。
これを4回ほど繰り返したが、ケンチェくんが「キツイ!」
と言うのでペースを落とし、ここからは3分引くようにした。
これが2周目。 ここまで平均47km/h。
RXにじわじわと突き放され、見えなくなっていった。
そこからは特に変化なく淡々と周回。
自分は余裕あり。
しかし6周目あたりでケンチェくんがキツそうになってきた。
ケンチェくんが引く時間が50秒、40秒、30秒と短くなっていく。これはマズイ!
ゴールまで延命できるように自分は逆に3分30秒、4分と引く時間を長くしていく。
30秒でも後ろでダンシングするとすぐ回復するからまた引ける。
そして9周目、最終周回。
ケンチェくんに交代するも20秒で交代。
ここからゴールまで最後の力を振り絞って5分間自分が引き、ゴール前の短い登りは二人で横並びになり、そのままゴール!
1時間6分23秒!
平均46.1km/h

RXには57秒差をつけられたが、オープン参加のため優勝!
終わってから考えれば、最初からペース落として自分が長く引くべきだった。
最終周回で自分がほぼ全部引いたら最速ラップが出ていたし(47.2km/h)。

↑画像は2〜9周目。1周目は7:15 47.0km/h

というわけで表彰式


副賞はモルテン!
しろさとTTの副賞は毎回豪華すぎる!

そしてここから第二のレースが始まる。
その日のうちに帰宅しなければならない。
ケンチェくんと運転交代しながら頑張る。ここでもローテしている。
夕食はSAでハンバーガーセット!
4ヶ月ぶりに揚げたものを食べた。

そして日付が変わる前に無事帰宅。
今回のレースは本当に色々な意味があった。
精神的にもレースという目標に支えられて自転車に再び取り組むことができた。
チームで取り組む面白さと難しさも味わった。
新たな目標もできた。
2年ぶりにレースに出て、やはり自転車が本当に好きなんだと実感した。
こんなに幸せなことはない。
レースに誘ってくれたケンチェくんありがとう!最後まで凄まじい根性でついてきてくれたから無事ゴールできた!
参加者の皆さん、ありがとうございました!
そして、レースの企画運営をしてくださったLumina様、いつも最高のコースで最高のレースを開催して下さり、ありがとうございます!
これからも、また予定が合えば参加させていただきたいです!
〜おまけ〜
ゴール後、主催者のLumina様からインタビューを受けました。
また何かの広報で三味線ジャージが映るかもしれません。
トレーニング再開50日経過
10/18 休み 71.3kg
昨日でトレーニング再開50日ということで、現状の報告
ホームコースは1時間で計20回程度大減速するコーナーがあるため、しろさとTTの本番想定としては路面のスムーズさ、コンディショニング込みで+2km/h以上見込める
1時間走では平均速度を重視してペース配分しているため、平均パワーを上げる意識は一切ない
使用バイクは体が出来るまでノーマルロードとした
9/23

9月中旬は週6ライドで補強トレも合わせると休みなし
パフォーマンスは停滞していたが10月のための準備として割り切り
そんな中、ようやく1時間37.7km/h
ただ平均231wと控えめ
9/25
一度結果が出ると精度が上がる
2日後に大幅更新38km/h突破
初の1時間切りでパワーも249wと見られる数字になってきた
9/30

9月最終日、再開1ヶ月での到達点
パワーは変わらないものの、走行の安定感が出てきた
10/8
再開40日まで完全休養無しで毎日トレーニングしていたが、流石に疲労で様々な不調が出てきて休養を取ることにした
その翌日、初の39km/h到達
パワーも265wに跳ね上がり、NPは274w
これでノーマルロードでの練習をやめてTTバイクを用意することにした
10/15
TTバイク練習3日目、突然の覚醒
ノーマルロードから+1.9km/hで初の40km/h超
まだTTバイクに慣れていなくてパワーは251wに落ちたものの、これはいずれ戻っていくはず
TTバイクに乗り換えた時点でタイムが縮みすぎてレース想定時間から大幅に短くなってしまったため、周回コースの周回数を+1周して時間調整している
10/17
TTバイク練習4日目、前回より風が強かったが、41km/h突破していきなり41.6km/h
NPは266wとTTバイクに慣れてきて徐々にパワーも戻ってきた
まだしばらくはパワーやフォームの点で伸びていく見込み
ここまできたら長島1時間42〜43km/hは出せるし、長島での練習も入れていきたい
こんな流れで、既にレース出場可能なレベルまでは到達
あとは1つでも上の順位を目指して細かい部分を改良していく
体重については直近1週間71kg台で安定している
今回は意図的に上半身のトレーニングを極力しないようにしてみた
また、フォームについても2年前から変えてみた
より適切な体の使い方ができているように感じる
サドルのセッティングも、初めて前下がりを採用
角度は僅かではあるが、明確に感覚が変わった
今まではサドル上を前後に移動したいという意図で角度をつけていなかったが、結局収まりが悪いから前後に移動していたのだろう
今は座り替える必要性を感じない
補助トレーニングでは低repのブルガリアンスクワットと高repのルーマニアンデッドリフトを組み合わせて実施している
このメニューを実施した翌日には高確率で1時間TTの記録を更新している
筋肥大にはフォーカスしていないが、綺麗に乗れるようになってきている
レースまで6週間
ここからは2〜10分のインターバルも時々入れていきたい
長島1時間TT44km/hも達成できるといいな
相方ケンチェくんの仕上がりも気になるから合同練習もしていきたい
再びサドルの上へ

9/17 勤務日
73.2kg 14.8%
疲労が溜まっていて朝起きられず、朝トレ無し。
定時で帰宅後、いつも通りトレ前食を摂る。
しかし、眠くて自転車は断念。
60kg 25rep 20rep 15rep
体幹トレ
今週末から少し涼しくなるようだ。
例年気温が下がると一気に調子が上がる。誰もがそうだと思うが、絶対値だけではなく相対的にも上がるから暑さに弱いのだと思う。
これは暑熱順化とかそんなレベルの話ではなく、体質的に非常に汗をかきやすいためではないかと考えている。
そんな前置きをして、本題へ……。
昨シーズン、JBCFで戦おうと思っていたけど春先に私生活も仕事も変化がありそれどころではなかった。
気がつけば1年が過ぎてまた春になり、そして自転車に乗らないまま今年の夏が過ぎようとしていた。
転機は突然訪れた。
今年から『しろさとチームTT』が始まるという告知を目にして、出てみたいなーとSNSで言ったらすぐにケンチェくんから誘われ、あっという間に出場決定。
そんなわけで9月から2年ぶりに自転車のトレーニングを再開した。
何に取り組むにも、まずは最終到達地点を確認し、そこに至るルートを引く必要がある。
とにかく初回開催のこのレース、分からないことも多いが11/30に行われるため気温は低く、風も強いだろうと予想できる。
そして50km2名でのチームTT
予想タイムは1時間5〜10分
結果に対して達成感を得るためには、やはり何かを持ち帰らなければならない。
現実的な目標としては3位以内というところだろう。
しろさとでの単独50kmTT優勝者の平均速度は45〜47km/hである。少なくともこのレベルの速度が出せないと3位以内は厳しい。
向かい風区間で空気抵抗を抑えつつ高いパワーを出して、追い風で休む。
チームTTということもあり、個人TTの時よりもインターバル能力が求められる。
個人TTでは過去に50kmと100kmで優勝しているが、同じようなイメージではうまくいかないだろう。
本番までにケンチェくんと情報共有し、交代のタイミングも練習しておきたい。
とりあえず、この目標をクリアするためには長島50km個人TTで43〜44km/hは必要だろう。
そうすれば二人で走行して44〜45km/h、そして本番では+1km/h以上になるのが過去の出場時に分かっている。
11月中旬からケンチェくんとの合同練習をするため、それまでに個人TT目標をクリアしておきたい。
ここまで考えて、残り3ヶ月の過ごし方を整理する。
10月中旬からはvo2maxをしつつTTバイクでの個人TT練習をしなければならない。
そのためには、それまでに練習に耐えられる基礎を作る必要がある。
体幹の安定感と1時間半程度は耐えられる最低限のスタミナを9月〜10月上旬で作っていく。
というわけで……

いきなりこれはキツい!
とにかくまだ暑い9月中にどこまで頑張れるか。
休まず回し続ける心肺能力と姿勢を維持する体幹の筋持久力をつけていかなければならない。
平日は夜練中心
平坦でひたすら1時間走
朝の出勤前や、夜の帰りが遅くなった時は体幹トレやデッドリフト
9/6は鈴鹿スポーツガーデンでひろのぶさんにボコボコにされて帰宅
9/8はおーたくんに長島でボコボコにされて放心
9/13からの3連休はハードな練習をしようと思っていたが、予想外の災害があり断念
なかなか厳しい
自転車は甘くない
でも楽しい
自分の力で前に進むというシンプルで奥の深い世界
3ヶ月しかないから、すぐ結果が現れないことに焦りは感じるけれど、仕方がない。
落ち着いて積み重ねるのみ。
周りは関係ない。
自分の積み重ねと進歩を楽しむ。
スポーツはストーリーがあるからこそ面白い。
全てが順調な起伏のない物語はつまらないだろう。
とにかく、また戻ってきてしまった。
戻って来れてよかった。
人生の半分を共にした自転車という趣味に出会えてよかった。
自分の帰る場所があってよかった。
またみんなと楽しめるように頑張ります。
よろしくお願いします。
今年の総括と来年について
ここのところ体調が万全でなくトレーニングできてないけど、2023年も終わるし今年のまとめと来年に向けての話を……
今年はアーティファクトレーシングチームに所属しJBCF登録、E3からのスタート

9月10日 新城クリテリウムDay2(E3)

集団を絞ってからの圭くんアタックで逃げ切りE2昇格

JBCF初の表彰台

9月30日 ながわまちTT(E2)

今年一番調子が良かったレース

狙っていた登り区間でトップタイム
得意のアップダウンTTで全カテゴリ最速タイムを出して優勝
E1まで上がることができた

11月5日 しろさとTT 100km

調子は落ちていたが研究の成果を発揮して優勝

長距離TTの面白さを感じることができた

来年は東海地域で多くのJBCF E1選手が所属するmkwからレース参戦できることになった
アーティファクトのジャージがカッコよくて好きだったから本当に悩んだけど、実際にレース参戦するとなると近くにチームメートがいた方がやりやすいことも多い
そしてもう一つの理由はチームTTにも出てみたくなってきたから
mkwであればTTに取り組む選手も多く、JBCFレースでもチームを組める可能性が高い
ただ、先述したようにE1選手が多く所属するレベルの高いチームであるため、自分がチームメンバーに入れるかは今後次第ではある
早くトレーニングできるようにしないとと思いながら、こんなところで2023年をまとめました
アーティファクトの皆さんのおかげでJBCFレースに参戦でき、楽しい思い出とE1への出場権を得ることができました!
本当にありがとうございました!
mkwの皆さん、どれくらいレースに出られるか分かりませんが、よろしくお願いいたします!
第6回しろさとTT100km 優勝!Ave.44.36km/h
11/5 有給休暇

昨年の第4回しろさとTT50kmの部で優勝し、今回は100kmにエントリー
目標は完走!
2時間以上のレースに出たことがなく、かなりのチャレンジだったため10月はひたすら対策練習を繰り返した。
9月はJBCFの短距離レースに照準を合わせて調整していたため、1ヶ月で体を修正する必要がある。

長島3往復100kmを目標にしたものの、1回目は脚の痛みが出て完走できず。

2回目は対策して完走したものの、脚攣りで最後に失速した。
この時点で目標を優勝に切り替える。

3回目は補給で脚攣り対策し、タイムを改善した。
この時点で目標はコースレコード2時間15分台に上方修正。

4回目はパワーを10w上げてみたが、1往復で腰が痛くなり1.5往復でリタイアした。
この後、これを改善するためにポジション変更したものの沼に嵌り100kmどころか50kmも耐えられなくなり、絶不調に陥る。
本番のカーボローディング手順だけは数回実施して確認し、起床時間からレース開始までのタイムテーブルも作成しておいたが不安なままレース前日、遠征の日を迎える。
出発前に30分ほど実走し、まだポジションが定まっていないため土壇場で変更を加える。うまくいくように祈るしかない。そしてshiv TT discを車に積んで出発!
今回も前日移動で水戸に前泊した。三重から茨城はかなり疲れる。今回のしろさとTT参加者で東海3県から2名しか参加してないのも仕方がない。朝は多少疲労を残して起床。
諦めモードだったがここまで来てDNSというわけにもいかず、同行してくれた彼女からも
「エントリー費15000円払ってるのに出ないのは勿体ない!絶対完走しないと!」
と言われて頑張ることにした。
2時間超のレースということでグリコーゲンは満タンまで積んでおかないといけない。
今回は2〜3日前からカーボを増やし、前日の移動中もこまめにおにぎりを食べていた。
当日朝はレース開始5時間半前の6時に起床、米を1.5合と水戸納豆、梅干し、味噌汁等、少し時間を置いてバナナ3本、さらに大福も用意していたが体調を考慮すると消化が追いつかないかもと思いやめておいた。自分は内臓が弱く、食事からレースまではかなり時間を空けないと消化不良になる。あとはレース前までパラチノース、EAA配合のスポーツドリンクを飲んでいた。
そして会場に到着すると空気入れが無いことに気づく。一瞬焦るが、メカニックブースで無事空気を入れてもらえて一安心。
フロント: プリンストン6560 gp5000CL25C &ビットリアラテックス5.5気圧
リア: roval321 gp5000CL28C &ビットリアラテックス 5.5気圧
早速サドルの位置を微調整して試し乗り。
多少マシになった。今日はこれで頑張るしかない。
時間までパラチノースドリンクを少しずつ飲みながら準備して、15分前には招集場所へ向かう。


レース中の補給は750mlボトル1本のみ。スポドリ、パラチノース、EAA、mag-onの混合物が入っている。これも本番想定練習で補給が足りることを確認済み。
そして11時35分頃から順次スタート!
しろさとTTは並んだ順で一人ずつスタートし、最初の1周はタイム計測無し、1周回ってからタイムを計測するローリングスタート形式になっている。
100kmは5.67km ×18周

鈴鹿サーキットの距離でほぼ平坦なオーバルコースをイメージしてほしい。2箇所の小さな登りがあるものの、斜度は緩やかでTTポジションのまま走行するのが最速。ただ、姿勢が変わらないと腰が痛くなってくるため、自信のある人以外はダンシングを入れたほうが良い。
路面はこれ以上ないくらいスムーズで、鈴鹿サーキットとは比べ物にならないくらい路面抵抗が少ない。明らかに速度が出る。

↑スタートラインを正面から見た写真
丘の頂上がスタートライン

↑スタートラインからの下り坂
正面に見えるのが最初のコーナーで、曲がると登りになる
1周5.67kmだから一人ずつコースに出た後はゆっくりスタート地点に向かう。エネルギーは無駄に消費したくないし、アップをする必要もない。
風は3m/s程度で、ホームストレートが横向かい風、裏ストレートが追い風になっている。
裏ストレートからホームストレートに入るコーナーが正面からの向かい風となり最もキツい。
しばらく走行したところで実力者の佐久間さんが抜いていった。ここからは佐久間さんの3秒後ろにつけて追走する。
色々と調べた結果、今回の100km参加者で佐久間さんが頭一つ抜けてるかなという印象。予想タイムは2時間18分(1周7分40秒)
自分は2時間15分、つまり7分30秒で周回することを目標に準備をしてきたが、不調に陥り7分40秒に下方修正した。つまり、佐久間さんと競り合うことになる。前に見えている状態で走行し、タイム差を把握できるようにしておきたい。

後方10m、横1.5mはドラフティングゾーンとなり、それ以上近づいて走行することは禁止になっている。この範囲には入らないよう注意して走行した。
佐久間さんの3秒後方につけたまま1周し、スタートラインを通過。
丘の頂上がスタートラインで、そこから一気に下る。ここで勢いがつき過ぎて佐久間さんを抜いてしまい、いきなり前に出ることに……。
こうなったら一気に差をつける!と思い270w弱、7分30秒を切るくらいのペースで走行する。佐久間さんの予想タイムより速いため、ここで諦めてもらえるとありがたかったが実力者の佐久間さんにこの程度の揺さぶりは通用せず、引き離すことはできなかった。
逆に1〜2周したところで佐久間さんに抜かれ、結局こちらが追走する形に戻る。
そしてここからが本当の戦いになる……。
佐久間さん先頭で走行した3周目は7分23秒と平均46km/hペース(272w)。明らかにゴールまでいけないペースだ。
まるでロードレースのような展開になってきた。

このあたりまでが20分268wで一番きつかった。パワーだけ見れば余裕のはずだが、コンディションを落としており余裕がない。
ところが流石の佐久間さんもこのままではゴールまでもたないと判断したのか、4周目からペースが落ち、45km/h程度(7分35秒程度)になる。この時点で他の参加者より確実に先行していると確信。このハイペースで100kmの序盤を走行する選手はいないだろう。
そしてこのペースで8周目まで走行した。
途中、もう一人ゼッケンNo.を覚えておいた有力選手をパスし、佐久間さんと自分がレースの先頭に立っていることを確認できた。
このあたりで右脚が痛くなってくる。やはりこの問題はポジション調整しても解決できていない。
慎重にペダリングして脚がゴールまでもつことを祈るのみ。今シーズン最終レースだからゴールまで耐えたらあとはどうなってもいい。
まだまだ先は長く、油断できないなと思っていたところで佐久間さんのペースが更に落ちた。
9〜11周目は44km/h程度(7分40秒)
やはり自分がキツい時は相手もキツい。途中、30mほど佐久間さんと差が開くこともあったが、無理せずマイペースで走行する。
12〜17周目は更に落ちて43km/h程度(7分50秒)
この辺りでところどころ佐久間さんを抜けそうな場面があったものの、結局脚に不安があり速度差をつけられず、勝負を決めることができなかった。
スタートから1時間半が経過し、集中力が切れてぼんやりしてしまう時間帯だ。無駄に一点(佐久間さん)に集中し過ぎず、余裕を持って視野を広くし、冷静に状況を整理する(上司に教わった)。
無理に佐久間さんと一定距離を保つ必要はない。多少離されてもいい。ドリンクは飲んでいるか?まだ残っている。
そしてゴール予想時刻の30分前にドリンクを飲み切るように調整しながら水分補給。
予想より気温が高く少し脱水になっている。また、大福を食べなかったことで本番シミュレーションの時よりエネルギーが不足しており、体感的にも少しハンガーノックの不安が出てきていた。それらの不安もこのあたりで勝負を決め切れなかった原因だった。
そして18周目
佐久間さんの後方3秒以内のタイム差でゴールすれば優勝だ。緊張してくるが、できるだけ平常心でペダリングを続ける。
そして向かい風の最終コーナーを抜け、最後の直線に入る。
残り1kmで500wのスパート!
佐久間さんを抜いて一気に加速し、50km/h以上の速度を保ったまま最後の丘に突入。ゴールラインまで踏み抜いた。
2時間17分57秒!!
平均44.36km/h 248w
佐久間さんとは16秒差、予想通りのタイムで優勝!




最後のスパートまでは余裕があったものの、脚の痛みと脱水がある中で無理にスパートして限界を超えた身体がゴール後悲鳴をあげた。両脚攣ってしばらく動けず。
タイムは予想通りだが、本調子ならコースレコードが狙えたのにという残念な気持ちもある。
ただ、今回は本調子でない中で確実に勝つという目標を掲げ、約2時間一貫した戦術を取れた。勝ち方はベストでないものの、初参加の100kmでこの結果は上出来だろう。
事前の調査で、佐久間さんについて行けば最低でも2位になれる、という確信があったのも大きい。
なお、しろさとTTのドラフティング判定は10m以内であり、これを利用して僅かなドラフティング効果を狙う走行法は多くの参加者が実施している。以前主催者の競技説明動画で「10m後方でも僅かにドラフティング効果があるためうまく使って下さい」という話もあった。昨年参加した際には、200kmの高岡さんが50kmの鬼形さんをペーサーとして利用する場面があり、しろさとTTならではの走行方法として面白い。自分は10mギリギリを狙ってペナルティタイムを加算される危険を犯したくなかったため、15mを目安にしていた。ここまで離れるとドラフティング効果と言っても最早誤差レベルだろう。時々20m以上差が開くと、佐久間さんの後ろにつきたい人が割り込んでくる場面もあった。流石に僅かなドラフティング効果で佐久間さんのペースに耐えられる人はおらず、すぐ千切れていったが……。
自分の場合はタイム差を把握するために佐久間さんの後方を走行しており、ドラフティング効果は元々狙っていないためピッタリ10m後方につこうとはしなかったし、距離が縮まってもドラフティングエリアに入らないよう、横にずれて走行することもあった。
ロードレースとは異なり実力が拮抗していないと成立しないテクニックではあるが、今後参加を検討している方は参考にしてほしい。
そして表彰式


今回から表彰式が行われるようになった。以前参加した際はホームページで結果発表、賞状と副賞は後日郵送で届いた。
まさかのチャンピオンジャージに驚き!前回は貰えなかった。練習用ジャージとして活用し、三重県の皆さんにもしろさとTTを広めていこうと思う。夢は東海圏で表彰台独占!
終わった後は帰宅まで好きなもの食べ放題。
しばらくレース出ないからね。



帰り道も長かったが、昨年と違い彼女と交互に運転できたから少し楽だった。ありがとう!
そして帰宅。


副賞はこんなかんじ。
往復も含めてとても大変なレースだったが、無事終えられて良かった。
素晴らしい大会を企画運営してくださったしろさとTT主催のLumina様、本当にありがとうございました!
そして参加者の皆様、長時間にわたる過酷なレースお疲れ様でした!
これで50kmと100kmを制覇した。
次は200kmに挑戦かな?いきなり優勝を狙うのは無謀だからまずは完走、そして3位以内を目標にしたい。
そのためにはまずベーストレーニングを積み、レース対策としては補給戦略が大事になってくるだろう。長距離TTにおけるTTバイクのセッティングについては今回の100kmでかなり知見を得ることができ、今後も役立つと思われる。
次は200kmTTで新たな景色を見たい!
ではまた!
JBCFながわまちTT E2優勝
9/30 有給休暇
66.6kg

ついにE2デビュー戦、ながわまちTTの日がやってきた。
休暇を取らないとレースに出られないため、JBCFは今期最終戦となる確率が高い。
少ないチャンスを確実に掴むため、この日のために作戦を練り、コースを想定した練習を繰り返し、トレーニングと食事でコンディションを整えてきた。
前日からのカーボローディングで体重は微増
疲労で少し脚が重い。昨日は機材の準備や最終確認走行で予想以上に時間がかかり、疲れてしまった。
朝から車に自転車を積み、長野県へ
到着すると涼しい風が!
いやー、暑さに弱い自分にはありがたいですね。涼しくなってきた秋のレースが最も得意。
標高1400mだから涼しいのは当然ですが。
アーティファクトのチームメイト、神田さん、森本さんにも挨拶し、4年振りに同じレースに出るマスターズポイントリーダー、サンドゥ・ヨノツさんにも挨拶。たぶんヨノツさんは自分のこと覚えてないけど笑
早速準備を整え、試走へ。
コースがテクニカルだという情報があり、機材は最後までTCRと迷ったものの、結局shiv TT discにした。
コースは8.8km(と言われていたが実際走行すると8.1km)の公道コース

4kmの公道を封鎖し、道の真ん中にコーンを置いて往復するため、往路で登りになっているところは復路では下りになる。
まず、スタート直後から路面が荒れていて跳ねる!先行き不安
すぐコーナーが来るため、そこまで飛ばす必要はない。
まもなくコーナーを曲がって登りに入り、まずはヒルクライム能力が試される。1.4km7%で、登り始めは10%の急坂
ヒルクライムを一切しない自分がこの日のために登坂の練習をしてきた。試走ではゆっくり登り、斜度が確認できればOK
しかし、予定よりも脚が重く感じる。疲労が抜けきっていない。大丈夫か?本番のアドレナリンで踏み切れることを願うのみ。
登り後半は斜度が緩やかになり、頂上まで登ると緩やかな下りに入る。
ここからは一般的なTT能力が試され、空力も重要。
50km/hくらいは出る下りだから、登りで出し切って下りで休むのが最速プランだろう。斜度に対してどれくらいのペース配分が速いのか、ホームコースの477バイパスTT練で鍛えられているから大丈夫なはず。
往路終盤は再び緩い登りが出現するため、そこまでに脚を回復させて、折り返しまでの登りでパワーが出せるようにしなければならない。
折り返して復路に入ると、逆に緩い下りとなりスピードが出る。ここで休みつつとなるが、道が曲がりくねっていてコーナーワークも気をつけないといけない。そして最後の勝負所が復路中盤の緩い登り。最後の力を振り絞り、下りに入るまで踏み切るイメージだ。
そして急な下りに入ると体力的にはレース終了。あとはダウンヒル能力の勝負に切り替わる。
終盤にキツいS字が2回あり、そこはベースバーを持たないと吹き飛ばされるだろう。というか斜度が10%近くあるからブレーキかけないと80km/hくらいまで加速してしまうはず。
2回試走したものの、下りでスピードを出した2回目は最後のコーナーを曲がりきれずコースアウト……
非常に嫌な気分で試走を終えた。
レースが怖くなり、フロントホイールのプリンストン6560を45-50に変更。45-50は内幅21mmで28c付けてるし、ブレーキが効きやすい。もちろんローターは160mmに変更している。
土壇場で機材変更したものの、それでも不安は収まらず。2時間半前には自信満々で会場入りしたのに……。
時間になり、召集場所へ向かう。

JBCFのTT検車は初めてだが、事前検車を受けていたため特に問題なし。JBCFかすみがうらTT覇者の荻野くんから助言をもらい、バー先端の高低差で引っかかった時のためにパッドスペーサーを用意していたが使う必要もなかった。
召集場所ではCOW GUMMAの鬼形さんと埼玉のオレンジジャージの選手がオーラを放っていた。
鬼形さんとは昨年11月のしろさとTTで対決し、その時は勝利したものの実力は非常に高い。今回一番のライバルだと予想していた。勝つためには全力を尽くさなければならないし、ミスは許されない。しろさとTTの時、「来年はJBCF登録しようと思ってるので、またどこかでお会いしたらよろしくお願いします」と話していたけど現実になるとは……。
試走で失敗したことが逆に良い方に働いたのか、嫌な緊張感はなくなった。ペース配分、コーナリング、ブレーキのタイミングなどを脳内でシミュレーションしているうちに、落ち着いてやるべきことだけを考えられるようになっていた。

いざスタート台に上がると、全く緊張はなく、良い意味で無心になり、自然体でスタートできた。

全く力みもなく、落ち着いて加速する。
すぐに鋭角コーナーがあるため、そこまでスタートで飛ばす必要はない。
しっかりブレーキして曲がり、曲がった先からいきなり10%の登りになる。
ここはコース中で最もパワーを出す場所になる。この序盤に一番パワーを使うというところが今回のコースで難しいところだ。自身の体力ゲージが見えていないと適切なペース配分ができない。基本的に序盤から脚の大半を使い切ることは怖くてできない、したくない。しかし、それをしないとタイムが出ない。脚の8〜9割を使うイメージだが、少しでも使いすぎるとその後垂れて終わってしまう。
だから一番パワーメーターを使う場所になる。練習で鈴鹿スカイラインや湯の山温泉を登り、どれくらいのパワーで何分登れば体感的なキツさがどの程度で、そのあと何分くらい踏み続けられるのか確認した。レースでは「こんなにキツかったら最後までもたない!パワーを落とせ!」という脳の主張を聞いてしまってタイムロスすることがある。ローラーではなく実際に同じくらいの登りで限界まで踏んでおいて、そのペースが何分持つのか確認したことが安心感に繋がった。
10%の区間は400〜500wで踏み続け、斜度が緩くなったところからは少しパワーを落として登る。早くも前方に30秒前スタートの選手が見えてきて、パスする。前の選手より自分の方が息が荒い。しっかり攻めた走りができている。
1.4kmの登りは短いようで長く、長いようで短い。斜度が緩くなった区間でもベースバーを持ち続けていたことは今回の反省点。4%以下の区間はTTバーを持たなければならなかったのではないか?
頂上付近で2つ先、1分前にスタートした選手をパスして緩い下りに入る。感覚的には8〜9割の脚を使っていて、かなりキツいがまだ踏めるはずだ。
しっかり加速してTTポジションをとる。
200w程度まで落として完全に休む。起伏のあるコースでTTの練習をしているため、このあたりのペース配分は感覚的に分かる。
下りに入って最初の左コーナーは速度が乗っているため、念のため左手だけベースバーを持つ。かなり疲労している状態のため操作を誤る可能性があり、ここは確実性重視で。
そのあとは折り返しまでTTポジションを崩すことはない。緩い下りでしっかり脚を休め、折り返し手前の緩い登りは再び踏んでいく。
折り返し手前で3つ先、1分30秒前にスタートした選手をパスして折り返す。
折り返すと逆に緩い下りになり、50km/h程度まで加速する。このあたりで観戦している人がいて、「速い!」と言っていたから他の選手よりしっかり加速できているのだろう。
復路の緩い下りはコーナリングも気が抜けない。道幅が狭いため、TTではコーナリングの体重移動が遅れて少しでも膨らむと危険。
下りの途中で4つ先、2分前にスタートした選手をパスし、体力的なラストスパート、最後の緩い登りに入る。
この登りを終えるとほとんどペダリングできない下りがあり、そのあとは短い平坦でゴールになる。そのため、下りに入るまでに脚を使い切ってしまって問題ない。
この緩い登りが体感的に長く、キツい。40km/hは出ているため当然TTポジションで踏み続ける。結局、少し脚を残しすぎた状態で下りに入る。ここはもう少し攻めてよかった。
下りに入ると試走とは打って変わって集中力が増し、スムーズに下っていく。最高速度75km/hだったがそんなに飛ばしている感覚もなく、無理なく速度が出ている。
結局、25cを付けた6560よりも28cを付けた45-50のほうが安定感があり、下りでも安心だ。
終盤のキツいS字コーナーでは適切なブレーキタイミングで体重移動もしっかりできて、危なげなく曲がれた。
試走でコースアウトした最後の左コーナーも、ブレーキのタイミングを修正して確実にクリア。しかし、ギアを軽くしておくのを忘れて立ち上がりでロス。勿体無い。
最後に下りで休めた脚を回して、ゴール直前のコーナーは路面が荒れているため無理せず確実に曲がってゴール!
12分11秒!!
8.8kmのコースで予想は13分台だったが、実際に走行してみると8.1kmだったため、12分台前半というタイムが出た。
暫定1位!
スタート前にオーラを放っていたオレンジジャージの選手、サイタマサイクルプロジェクトの松崎さんを43秒上回りトップに立った!
12分のレースで43秒は大差だが、それでも後ろに控えるCOW GUMMA鬼形さんのタイムを確認するまでは安心できない。
間も無く自分より5つ後でスタートした鬼形さんがゴール!
タイムは12分32秒で、自分が21秒上回った!
その後の選手は12分台を出すことができず、最終的に3位以内昇格圏内はこの3名で確定した。
終わってからはまず鬼形さんと話す。登りは2人ともほぼ同じペースだったらしい。自分は3分25秒5.7倍でKOM、鬼形さんは3分28秒と3秒差しかない。
やはり、登りを制するものがレースを制すると予想してこの登りで出し切った2人が1,2フィニッシュとなった。最初の登りで出し惜しみをしてしまうと、その後で挽回するのは難しい。
おそらく、鬼形さんと自分の差はその後の中盤、緩やかなアップダウン区間で垂れたか垂れていないかだろう。登りはほぼ全力だが、そのあと脚が無い中で失速せずに誤魔化してTT走行する技術は得意なところ。ホームコースの477バイパスに育てられた。
鬼形さんに「TT勝てるまで挑戦します!ライバルだと思ってるんで!」
と言ってもらえたことは本当に嬉しい。
お互い真剣にTTに取り組んで、同じレースで勝負できるライバルがいる。
いつか鷹組の先輩、ドラコさんが言っていた。
「1回同じレースで競っただけでマブダチみたいになる。仕事も家も家族も知らないけど、昔からの親友みたいな気持ちになる。レースはそういうところが良い」
この言葉を思い出す。
みんな、仕事や家庭や他の趣味や食べたい物、行きたいところがあり、もしかしたら病気や怪我、事故もあるかもしれない。そのような中で時間を作って、多少は他のことを我慢して、トラブルを乗り越えて、このように同じ趣味を続けて、同じレースに出て競うことができる。
お互いいつまで続けられるか分からないし、自分も来年続けられるかも分からない。でも、今日同じレースに出て真剣に競うことができた。このような体験があるから、競技がより面白くなるのかもしれない。
鬼形さんはしろさとTTにも参戦するらしく、また来月会うことができる。種目は違うけど。
自分は今回100kmに挑戦する予定。

そのあとはヨノツさんとツーショット
ヨノツさんは惜しくもマスターズ2位だったらしい。翌日のチームTTにもチームメイトの古田さんと2人でエントリーしているらしく、古田さんも交えて3人でお話させてもらった。
(翌日のチームTTは3位!おめでとうございます!)
それからアーティファクトの神田さん、森本さんとも話す。森本さんはE3で2位!昇格おめでとうございます!神田さんは入賞!
5名で参加しているmkwの方々とも少しお話
大きなチームでE1選手も多く、地元三重からも近い。レース以外でも練習でそのようなレベルの人達と競っていかないとなかなか全日本の出場資格には届かないだろう。また練習会等お願いしてみようかなと思う。
そして、東京パラリンピックのロードレース、TT2冠、杉浦佳子選手とツーショット!
レースでお疲れのところ快く応じてもらえました!
パラリンピックのレースも凄かったけど、インタビューでポジティブかつ面白い人柄が見えて、様々なことを乗り越えてきた気持ちの強さも知り、ファンになりました。
初めてお会いできて嬉しかったです!

表彰式

副賞でお米5kgを貰いました!
ありがとうございます!
カーボは基本的に米
1日3〜4合食べるのでありがたいです!
優勝することができ、一安心。
今回のレースは得意なコースだったから「優勝しなければ!」というプレッシャーが大きかった。毎週のようにレースに出られるわけではなく、チャンスは少ない。本当にこの1レースに懸けてきた。詳細な対策を考え、準備してきた。結果が出て嬉しい。
E1優勝者のタイムよりも16秒速く、全カテゴリー最速タイムだったのも良かった。やはり1位と2位では気持ちの面で全然違う。
そして優勝したことでE1昇格、100pts獲得し、来季E1スタートがほぼ確定した。
全日本選手権の出場権を得るという目標でJBCFに登録したが、ようやくスタートラインに立つことができた。これからE1レベルの選手とロードレースを戦い、そのレベルのレース展開に対応していかなければいけない。
今よりもレベルアップし、選考対象レースで規定の順位以内が取れれば全日本選手権に出ることができる。
非常に不思議なのが、TTの全日本選手権なのにロードレースで結果を出さないと出られないというところ。年1回くらいTTの選考レースを実施しても良いのではないかと思うけど、何故無いのだろうか?
たった8kmのレースのために仕事を休み、長野まで行くということで必ず結果を出さなければならないプレッシャーは大きかった。
そのような中で実力を発揮し、無事結果を残すことができた。
そしてE1に上がり、これからが本番だ。
JBCF大会運営の皆様、参加された選手の皆様、開催にご協力いただいた長和町の皆様、ありがとうございました!
良い雰囲気の素晴らしいレース会場でしたので、今回第1回ですが来年以降も続いていけば良いなと思います。
そして、早朝から同行してレース開始まで時間管理してくれた彼女にも感謝!
ではまた!
JBCF新城クリテリウムE3 逃げ切り2位
9/10 休み
65.05kg

@yuki_asato さん
遂にJBCFデビューの日がやってきた。正確には昨日の予選レースでデビューしているけど、予選落ちがないため練習みたいなものだった。その割に楽しんでしまい、朝起きたらなんか脚が重いなーと感じる。体重計に乗ると65kgしかない!2kgも減ってしまった!これは脱水とグリコーゲン不足なのではないかと思い、出発までに米1.5合とミネラル、水分補給を行い、新城までの移動中も1Lのスポーツドリンクを飲んだ。

そして到着!試走に行くと脚が軽くなっていて、鼻歌混じりに400wが出る。良かった……今日も絶好調だ。
ここに至るまでの3ヶ月間、なかなか大変だった。L2〜3の基礎トレーニングと筋トレをひたすら2ヶ月以上続け、レース前の2〜3週間は短時間高強度でピーキングした。短時間高強度を始めるまではキレがなくとても心配していたが、あれよあれよとパワーが上がり9月に入って1分以下のMMPを全て更新!20分300wも軽々達成し、どの角度からでも勝負できる状態に仕上がった。
そんな回想に浸っていると、昨日の予選で知り合ったばかりのスプリンター、イナーメの中野圭くんが前方に見えた。
「調子どうなの?」
と声をかけてみると、「まあまあです」と。
自分は「めちゃくちゃ調子いい」と答えておいた。乗り始めて3ヶ月でこれならもう100点でしょう。
一緒に今日のコースを試走しながら、勝負所や作戦の意見交換をする。とにかくE2に上がるためには3位以内が必須。それぞれ単騎で戦うと潰されて集団スプリントのリスクを背負う可能性がある。できれば2人で逃げたいという話はしていた。

1周1kmのオーバルコースで1箇所だけ1列棒状になるコーナーがある(マップ右下)。下りからの左コーナーで、この立ち上がりを先頭で踏めばインターバルをかけられる。それ以外は勝負所がない高速コース。平均速度は牽制が入っても40km/hを軽く超えると予想。
E3は24周24kmだが、こんなコースではあっという間に周回を消化して終わってしまう。集団スプリントまでのカウントダウンにプレッシャーを感じながらも、どこかでチャンスを見つけて抜け出したい。
試走はあっという間に終わり13時、E3スタートの時間になった。自分は予選8位のため、2列目からのスタートだ。

号砲が鳴り、落ち着いてクリートをはめる。狭いコースに横5列で並ぶため、怖くてリアルスタート直後のコーナーでほぼ最後尾まで下がってしまう。インターバルかかりつつも、これを何度も食らうわけにはいかないとホームストレートでごぼう抜きし、先頭付近まで一気にポジションを上げる。圭くんも先頭付近で展開していた。
それにしても、レースになると1周の体感時間が短い。あっという間に終わる。実際最速ラップが2周目で1分18秒だった。追い抜きができる区間は唯一1列棒状になる左コーナーを抜けてからホームストレート終わりまでと短い。
とりあえず序盤から逃げることは難しいコースだが、勝負をかけるまでまだ時間がある。ライバルの脚を削るため、序盤から積極的に飛び出して後ろに追わせる作戦に出た。
ところが1人で飛び出してホームストレートを通過したところで後ろから落車音が……。
この時、昨日の予選で1位だったオルカの選手が落車したらしい。路面は荒れていてあまり良くない。安全第一で。

↑は1人で飛び出しているのに誰も追ってこないから「来いよ!」と繰り返し腕を振り回してアピールした結果乗ってくれたお二方と。
中盤になるとみんな疲れてきたのか集団のペースが明らかに落ちる。自分が200wで先頭を流しているのに誰も前に出てこない。サイクリングか?
左コーナーのインターバルで出走した21人中半分は居なくなっていた。
ここからはほとんど動きがなく、ただ周回数を消化するのみ。自分も仕掛けていきたいが昨日の予選で単独逃げをしてマークがキツくなっており、1回失敗すると集団スプリントになってしまうかもとなかなか踏み切れない。
ここで残り7周、もう時間がない!
焦ってきたところで例の下りから左コーナー手前、圭くんが「村山さん!」と声をかけて先頭に出た。
ここでしっかり後ろに張り付き、コーナーを抜ける。雨で路面はスリッピーな状態。神経を使いながらのアタックだった。


@yuki_asatoさん
圭くんの見極めは素晴らしく、集団の追走が鈍い。ホームストレートを自分が引き、一気に勝負を決めにいく。上半身との連動が良く、高強度時のペダリングに手応えを感じていた。

アタック開始した下り手前で圭くんに交代し、コーナリングは圭くんに任せる。そして再びホームストレート手前で交代するというサイクルを繰り返し、あっという間に集団が見えないくらい差が開いた。
ラスト3周あたりで圭くんがキツそう!ここは長めに引けるよう少しだけ抑えていく。チームTTの経験が活きる!
この危ない時間帯を超えたところで集団とのタイム差26秒と知らされる。このコースで1周10秒以上縮めるのは不可能。勝ちを確信。
あとは落車に注意して安全に距離を消化し、ラスト200m看板が見えた。
「圭くん!優勝や!」
「村山さん!あざす!」
互いの健闘を讃えて握手し、事前の予定通り圭くん先頭でゴール!

無事2位でE2への昇格を果たすことができた。




圭くんありがとう!
アタックのタイミングとコーナリングに助けられた!
参加された選手の皆様、JBCF大会運営の皆様ありがとうございました!
JBCF次戦は9/30 ながわまちTTの予定。
本業のタイムトライアルでE2から1発昇格を狙います!登りありの8.8kmで予想タイムは13分台とJBCFのTTにしては長めで脚質的にもこれ以上ないくらい適性がある。3週間でTTの調整をしていきたい。
次はshiv TT discを相棒に、再び表彰台へ!!