ポール星人のサイクリング日記

趣味で自転車を楽しむ鷹組ポール星人です。 寒さに強く、暑さに弱い。

シマノ鈴鹿 個人TT初出場で優勝!チームTT5位!その1

前日にも色々あったので、まずは金曜日の話から。

 金曜の朝起きると、鷹組LINEにバッファローマンさんから書き込みが…

「サンコーさんから80mmディープリムホイール借りてるので、使いたい人は連絡下さい」

まじかー!!

どうやら、チームTTで使うために借りたが必要なくなったらしい。

早速書き込んで、使わせてもらえることに。

これで表彰台が見えてきた!と思い、舞い上がっていたw

フロント50mmリア26mm→両方80mmなので、まさに飛び道具。

とりあえず朝ローラーで脚と心臓を動かしておく。

昼前にはサンコーさんへ行き、ホイールお借りしますと挨拶。

チーム内とは言え又貸しになるので、念のため。

その際、TTの話も少しした。

自分が「優勝はたぶんブルーさんなので、自分は3位くらいを目指して頑張ります」

と言うと、サンコーさんは「ブルーマンにも調子悪い時はあるからやってみないと分からんよ?3位と言わず優勝目指してきな」

というようなことを言っていたw

 

この日はとにかく暑く、長時間屋外に出ないよう気をつけた。

夕方からレースの用意をして、早めに就寝。

 

8月20日土曜日

4時前に起きた。ブルーさんのブログを見ると体調が悪いという話が…

サンコーさんが言ってたことが現実になってしまった。ブルーさんと一緒に表彰台に登るイメージをしてたので、ちょっと残念。でも、ブルーさんなら体調悪くても速いだろうし、良い走りをしてくれるんじゃないかと少し期待。

4時過ぎにパゴスの運転で出発。

5時過ぎに鈴鹿サーキット到着。シケインへ行くと、バッファローマンさんとイカルスさんがテントを持ってきていた。パゴスと共に鷹組陣地設営のお手伝い。

それから受付済ませて、チームオフィスに荷物運搬。

クーラー効いてるし快適!

そして例のホイールを装着!ピーターやカーリーにも手伝ってもらった。

朝のこの時間は忙しかったが、何とか試走に間に合った。

6時45分くらい?チームTTメンバーのカーリー、カナン、ピーターと共に試走へ。

ホイールがめちゃくちゃ強力。これもう反則なんじゃないですかね…?(実際、リムフラップ付きで実業団レース使用禁止)

3周くらい回ったが、ひたすら「右通りまーす!!」と叫び続ける作業だった。

心肺には余裕があるので、叫ぶのは得意。

なんか変速がおかしくて、それは気掛かりだったがホイールの凄さに圧倒されてそのうち忘れていた。

試走が終わってチームオフィスに戻り、パンなどを食べた。

 

そして9時頃、バルタンさん、バニラさん、タラさんと共に個人TT予選へ。

ホイールの威力が凄過ぎて予選通過はほぼ確実だし、朝からとにかく暑く、チームTT個人TT決勝のために体力を温存したくてエアロ装備無し!ヘルメットカバーとエアロシューズカバーは使わなかった。あと、汗をかくので鷹組ジャージも温存。パールイズミジャージでステルス機。完璧だ…

それでも並んでいる最中は暑くて、かなり体力を消耗した。出走が150番くらいだったため、5秒間隔スタートでもかなり待たされる。

待っている間、バルタンさんに「下りでは休めるからスタートから登り切るまで全力で行け」とアドバイスされた。

1番出走のタラさんは決勝進出ボーダーライン。決勝行けるか微妙なタイムだった。

バニラさんは2分50秒を切って悠々と予選突破。50秒切りは間違いなく決勝進出できる。

しかし、ブルーさんを見逃してしまって、タイムがわからなかった。体調が気になる…

そして自分の5つくらい前にバルタンさんがスタート。

間もなく自分もスタート。ダンシングで38km/hくらいまで加速してギアチェンジしてTTポジションをとる。何だかいつもより窮屈な気がする。太ももの前側を使い過ぎな感じだし、サドル上げたほうがいいかな?試走から時間経ってたからアップしてくるべきだったか…

待ち時間長くて暑さで手足が痺れてたし、何が原因か分からないがとりあえず苦しい。それでも前半から突っ込むしかない。ホームストレートをトップスピード46km/hで登る。登り切って下りに入るところでは38km/h。

しかし、下りが最悪だった。何だか変速が決まらず、妙にペダルが重い。

全然速度が乗らず、苦しみながらS字を抜けて第一コーナー立ち上がりからゴールまで頑張って踏む。しかし、40km/hくらいまでしか伸びず、明らかに機材がおかしい。

エアロ装備してないくらいでこんなに苦しくなるわけがない。

一応タイムは2分45秒で2位通過。ゴール後、放送聞いて軽く吠えた。

 

いつも通り長文過ぎて話が進まず、書く時間も取れないのでとりあえずここまでをその1としておきます。