ポール星人のサイクリング日記

趣味で自転車を楽しむ鷹組ポール星人です。 寒さに強く、暑さに弱い。

また来年〜2020年総括とダンシングについて〜

12/14 勤務明け

定時後の研修があり、帰宅したら昼。キツすぎる!ただ、今年は昨年と比較すると脚のキツさはあまりない。昨年はかなり脚の筋肉を使って漕いでいたのか、しっかり乗った翌日、翌々日は脚が崩壊していた。今年はそこまで脚がキツい感覚はない。脚は余裕だけど寝不足がキツいくらいか。

明日は本来休みのサイクルだが日勤なので、今回は水泳も行けないかな。

 

今年は8月末から3.5ヶ月だけ外で練習した。出たいレースが全部中止になったため、レースは無し!出たかったレースは、美山、内灘シマノ鈴鹿鈴鹿エンデューロトロバラ

また開催されるといいな。

 

1年の流れとしては…

1〜2月トレイルラン

3〜4月zwift

5〜8月水泳

9〜12月自転車

zwiftで鍛えた心肺機能は水泳でも活かされていたし、水泳で鍛えた上半身は自転車(実走)でも活かされていた。水泳(短距離)のために上半身鍛えて、体重増えたから自転車はダメになったと思ってたけど逆に良くなってたのは驚いたかな。今まで上半身を軽視していたけど、自転車は思った以上に上半身を使っているようだ。腹筋と脚だけではダメなのかもしれない。

昨年までは2時間を超えてくるとダメだったのが、今年は3時間超えてもある程度低い姿勢を維持できるようになり、低いパワーでも速度を維持できるようになった。

 

上半身と関連して、ダンシングについても触れたい。

昨年まで、ダンシングが大の苦手で全く有効活用できていなかった。登りで苦しくなった時に、何となくダンシングしてみて気を紛らわすという感じ。正直あまり効果はないが、姿勢を変えたらパワーが出るんじゃないかという願望でしかなかった気がする。バイクを左右に振ったらパワーが出やすいと聞いたから適当に振っているけど、左右に振るために力が必要で全然楽にならないどころか余計にキツい!!

しかし、今年の春頃、Twitterを眺めている時に転機が訪れた。以前からフォローしているエクストリームロングライダー、チャリモさんのツイートがきっかけだった。因みにチャリモさんは本州1周TTというイベントを企画したりしているヤバい人だ。

その時自分が見たツイートには、蛇行ダンシングのやり方が書いてあった。ハンドル荷重で、ペダリングに合わせてハンドルを斜め下前方やや内側に押し、前輪を適度に蛇行させる。適度に後輪のグリップを抜き、スキーやスケボーのような感覚で前に進むらしい。

どうやら、これは数年前からブルーさんが採用しているコンタドール式ダンシングというやつだな。その前はほぼダンシングしていなかったと思うが、ある時から蛇行ダンシングするようになった気がする。何の意味があるのか分からず、真似していなかったが…。

早速自転車通勤中に、フラットペダルのクロスバイクで試してみた。平坦しかないので、減速後の加速など、トルクが必要な場面で使ってみる。すると、不思議なほどに軽く、そして気持ちよく加速していく!自分はスケボーをしたことがないからスケボーの感覚は分からないが、スキーの感覚には近い。

蛇行ダンシングの感覚は会得したものの、全くロードで実走していなかったため、ロードバイクでどうなるのかは分からないまま数ヶ月が経過した。そして8月末からTTバイクに乗り始め、ようやく登りで試すことができた。アウターで登るような登りなら良い感じで進む。しかし、TTバイクはディスクホイール、ディープリムホイールの影響か、車体を倒し難く、そこまでの威力は感じられなかった。

10月末からTarmacに乗り始めると、感覚が変わった。TTバイクよりも倒しやすくなり、軽い力で前輪を蛇行させられるようになった。ただ、しばらくの間は蛇行させることを意識しすぎて、推進力を得られていなかった気がする。

1ヶ月以上乗っていると、徐々に蛇行から推進力を得る感覚が分かってきた。蛇行というより、「うねり」と捉えたほうがしっくりくる。左右に蛇行させるのではなく、立体的にうねらせる。ハンドルを斜め下前方に軽く押し込みながら、うねらせる感じ。

このあたりで、ハンドル操作に全く力を使わなくて良いことが分かった。うねりができたら、ハンドルに手を添え、流れに任せてうねりを継続させるだけでいい。両手は添えるだけ。斜度に合わせて重心位置を適切に維持し、後輪が滑らない程度のグリップを残しつつ、適度にハンドルに荷重する。この感覚を維持するためにも、上半身のバランス感覚を鍛えたのは良かったかもしれない。

コンタドールほどの長時間は維持できないが、今までより長い時間継続できるようにはなった。ビーフロードの登り程度なら全部このダンシングで登れる。その間、ダンシングで姿勢を変えられるから、続く下り、平坦でも継続して踏める。

 

こんな感じで、ダンシングを有効に使えるようになったのは良かった。このブログを読んでくれている方々には「ダンシングなんか簡単だろ」と思われるかもしれませんが…。自分にとっては革命的なことでした。

 

 

では、また。