菰野ヒルクライムTTT惨敗(前編)
起床時体重63.0kg
間に合った。しかし、それでも重い。
ご飯2杯と納豆2個。いつものやつ。
自走で菰野町役場へ。
到着してしばらくすると、ワッキーさんに遭遇。
ゼッケン受け取って、取り付け。
しばらくしてブルーさんを見つけた。
自転車がゴツい。
そして久々のタニモトくん。乗れてないらしいが、体重は軽い。実はポール星人、タニモトくんに湯の山ゴンドラ乗り場のstravaで10秒以上差をつけられて負けている。
今日は暖かく、とても走りやすい気温。
半袖にした。上下鷹組ジャージ。
ブルーさんはSAKAIジャージ、タニモトくんはターミネータージャージ、ワッキーさんはこもしかジャージ。
カラフルで良いね。
スタート地点までパゴスにサポートで行ってもらった。みんなの上着を預けて、列に並ぶ。
なんと今年は応募多数で25チーム参加らしい。1位は無理だから、2位狙いということで5倍で登る予定。28分台出せば2位くらいだろう。
ついていけるかな?先週と同じペースなら、ギリギリゴールまで保つかどうかの微妙ライン。
1チームずつスタートしていく。
MSMは後ろから3番目。
ブルーさんの引きで順調にスタート、したかに思えたが、実は先週よりハイペースだったらしい。
もう5倍で引いてもらえるし、余計なこと考えずついていくことに集中しようと思い、サイコン取り外してたから気付かなかった。コース覚えてるし、パワーメーターないからサイコンあっても速度くらいしか見るものないけど。
「先週と同じ強度のはずだし、ややキツめなのは気のせいだろう。これより遅れたら2位も危うい」と思っていたら、最初の橋の手前で無理なくらいキツくなってきて、ペースダウン懇願。後ろを振り返るとタニモトくんが見えない!
ヤバイっ!なんか予定と違うんじゃないかこの状況!
1週間でコンディション落としたか?
しかし、体重軽くなってるのにここまでキツイことあるのか?でも気のせいのレベルを超えている。
キャンプ場回ったあたりで限界。ペース落としてもらったはずなのに…
もう声も出せず、適当に唸る。キツイアピール。
ゲートまで、ワッキーさんが9分40秒切っていたらしい。自分は既にゲートで遅れていたけど、そのタイムなら自己ベスト大幅更新。軽く限界超えてる。
ここでワッキーさんは先に行ってもらい、ブルーさんのサポートで走る。
しかし、ゲートから残り5kmあるのにもう限界。心が折れた。今日はもう無理だ。単独参加なら確実にクルッと回って下山していたと思う。
それでも、ブルーさんがサポートしてくれるし、ここでやめるわけにはいかない。ゴールまでいけるとは思わないが、今やめるわけにはいかない。
昨年のシマノ鈴鹿TTTでドラコさん、ワッキーさんが言っていた「申し訳ない」という気持ちが痛いほど理解できる。
バッファローマンさんとトロバラ走って熱中症で倒れた時もそうだったけど。
力量差がはっきりしてるチームTTで足を引っ張らないようにすることほど精神的に苦しいことはない。しかし、ブルーさんの心境も痛いほど分かるし…
何とか登るが、4km地点に行く前に「もう無理です!」と言ってしまった。
0.1%くらいの確率で、ブルーさんが「じゃあ先行くわ!」と言ってくれるんじゃないかと期待して。しかし、無情にも「がんばろう!」
鬼か?仏か?
いや、仏か。
この絶望的な状況で、トンネルが見えてきた。トンネル手前の平坦で、ブルーさんの後ろに入り、気合いでついて行く。こういうところは無理した方が速い。あと半分、4kmが絶望的な距離に感じる。
長すぎた。後編に続く。