自転車の魅力に取り憑かれた人達
研究室の4年生に貰った誕生日プレゼント。
6月4日
朝練はTT練ができると思って楽しみにしていたものの、全然集まらず萎え萎え。
一人で水沢経由、武平へ向かうがトイレまで登ってやる気なくなり、下って個人TTモードでバイパス通って帰宅。50km Av28km/h
家で久々にTarmacを整備。朝練しか乗ってなかったし、休日なかなか時間が取れなかったので。
あまりにもやる気が出ない。これはひどい。こんな時はモチベーションを上げるためにサンコーさんへ行く。
Tシャツにビアンキでのんびりと出発。
サンコー到着
まあ土曜ということで、次々といろんな人が来て賑やか。
自分が到着すると、ママチャリの整備をしていた。スプロケ交換して軽いギア比にしたいらしい。店頭にはブルーさんの新しいローラー台。回しすぎて壊したらしいw
自分ももう少し負荷が掛けられるローラー台が欲しいところだが、そんなもの買うよりエアロヘルメット買った方が速くなるだろうし、まあそれも要らない。今の状態で充分すぎるほどモノは揃ってる。あるものでどこまでやれるかだし、そもそも自分は恵まれ過ぎているくらいだ。
別のロード乗りの方(休日に数十キロ乗る、レースしてない)がサンコーさんに質問していた。
「ローラー台欲しいなと思ってるんですが…」
サンコーさん「ローラーはつまらんよ?今はPCと繋いで画面上でサイクリングできるのも出てますけど、まあそのうち飽きますね。誰か知り合いでローラー買ったけど飽きて乗ってない人に貸してもらったら?」
サンコーさん「ローラーつまらんよな?(ポール星人を見ながら)」
ポール星人「いや、自分は割と好きですけどねー」
サンコーさん「またそんなこと言ってww」
ママチャリにスプロケつける作業見てたけど、なんと34T!
しかも、ママチャリ用のやつにはロー側チェーン落ち防止の板みたいなのがついてる。
サンコーさん「こういうのどうよ?(Tarmacに)つけてみる?www」
ポール星人「最近ロー側2枚くらいは使わないようにしてるので大丈夫ですw」
サンコーさん「またまたそんなこと言ってwww」
とにかく筋力が課題なので、ミルク周回はできるだけ52-19で耐えるようにしてる。
作業見学してるうちに更にお客さんが増えていく。
次に来たのは弱ペダ女子で、東堂(キャラクター)に憧れてリドレーを買ったらしい。しかし最小サイズでも大きくてシートポスト切って何とか乗れるようにしたとか。そこまでして乗りたいと思わせる漫画、すごい。あれのおかげでリドレーとかビアンキとかデローザとか売れたやろなぁ。自分のビアンキも荒北好きなのかと誤解されそうだが(されない)、自分のイチオシは石垣くんですね。アシストの鑑である石垣くん、高校生離れした人格の持ち主です。まあ、女性からの人気は低そうなキャラですが…
どうしても漫画の世界に入りきれないところがあり、(常識的に考えて)東堂とか荒北とか真波とか御堂筋とか巻島みたいなやつが現実にいるわけないし実際レースにあんなのいたら困るやろw と思ってしまうが、その点石垣くんは最もまともなキャラクターであり、自転車乗りとして尊敬し、目標にできる人物なのだ。死ぬまでに一度は石垣くんのようなアシストをしてみたいものだ。というわけで御堂筋みたいなエース募集中ですw(いない
店頭で話し込んでいるうちに、SAKAIレーシングのジャージを着てフラットバーに乗った二人組の方が来た。常連っぽい。
サンコーさんの常連さんは面白い人が多いので、取り敢えず横で話を聞いていると、サンコーさんがポール星人を紹介してくれた。
「鷹組のポール星人です」
と言うと、「SAKAIレーシングの大魔王です」と… なんとあの魔王さん!?
と言ってもブログとかで名前が出てくるのを見ただけで、直接お会いしたのは多分初めて。
朝練でブルーさんにお世話になってますという話からレース経験までまあ色々と長話をしてしまった。楽しかった。魔王さんに言われたことは、「若いもんはとにかく積極的に逃げろ。ゴール前の駆け引きで勝つのは歳取ってからでも出来る」「狭い業界だからすぐ有名になれるぞ」とかとか…
5月の月間走行距離聞かれて、朝練くらいしか走ってないというと驚かれた。
なかなか衰えた身体は元に戻りませんなぁ…
帰り際には、ロードバイクが欲しいという女性客二人組が来ていた。なんか最近サンコーさんの客層が多様になってきたなー
父のバーテープ買って、ステム注文して帰宅。
家で少しだけプランクした。そろそろ筋トレも再開しないとね。正直、自転車乗ってるだけでは限界がある。速さを求めると自転車以外の部分が色々と重要なんだな、ということは昨年秋から学んだこと。
そして4時からのエンデューロ反省会に出発。エンデューロ出てないけど、話を聞きに行く。
1次回のみ参加でしたが、とても面白く、良い時間を過ごせました。
ドラコさん大怪我からの復活、そして大活躍。バッファローマンさんの平田クリテ思い出話や、フックさん悲願の表彰台、ケムラーさんのスプリント、4時間アンカーのキッドさん、ゼットンさんの鷹組スピリットなどなど、話題は尽きませんでした。
自転車はいつからでも始められるし長く続けられる。一人でも出来るしみんなで楽しむことも出来る。楽しみ方も人それぞれ。
そんな自転車の魅力に取り憑かれた幸せな人達に囲まれ、楽しい1日になりました。